makeboothブログ

はんだづけカフェの中の人に聞いてみた!

2012年10月27日
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【レポート】ウワサのオープンスペース「はんだづけカフェ」の中の人に聞いてみた!

makebooth特集記事第二弾は、秋葉原にあるオープンスペース『はんだづけカフェ(千代田区外神田6-11-14「3331 Arts Chiyoda」内)』のレポートです。 はんだごてや工具などをすべて無料で借りることのできるオープンスペースとして有名な『はんだづけカフェ』。 今回はそんなはんだづけカフェの”中の人”にインタビューをしました。はんだづけカフェの歴史、想いなどをたっぷりお伝えします。 最後にはmakeboothステッカーの情報も!?

ENTRANCE FREE。
誰でも気軽に立ち寄ることができる。

打ち合わせスペースの机から

スタートは2010年。当初はスイッチサイエンス社のオフィス(Arduinoをはじめとした電子工作用品の輸入販売会社)の半分を解放するという形で運営していました。 その約1年後、「新しくはんだづけカフェに来た人がより入りやすくなるように」という意図の下、現在の部屋に移転しました。

『はんだづけカフェ』は、「電子工作をもっとみんなに知ってほしい、普及させたい」という思いで運営しています。電子工作と聞くと男性が多いイメージですが、はんだづけカフェには、男女問わず、小学生(!)からご年配の方まで、幅広い年代の方がいらっしゃいます。秋葉原から近いというアクセスのしやすさも理由の1つかもしれませんね。makebooth のようなネット媒体だけでなく、テレビやラジオなど、さまざまなメディアで紹介されたりします。写真集の撮影場所になったこともありましたね。

はんだづけカフェのある『3331』は、
廃校になった中学校を改装して使っている。

「なに作ってるの?」から始まるコミュニケーション

電子工作のためのオープンスペースということなのですが、私たちはこの空間を「コミュニケーションの場」として考えているんです。 いろんな人が実際に集まって、おしゃべりしたり、助け合いをする。もちろん、インターネットでノウハウを共有することもできます。 けれど、本当に細かい所…その部品はどうやって使っているのか、とかについては、実際に見たほうがわかりやすいじゃないですか。 そういうところを、気軽に教え合う。同じ趣味を保つ仲間同士で、おしゃべりに花を咲かせたり。時には情報交換をしたり。そういうコミュニケーションの場になってほしいなと。

はんだごてだけでなく、工作に必要な基本的な
工具も取り揃えている。もちろん使用は無料。

そういう思いもあって『はんだづけカフェ』では、「お互いに助け合いつつも、自分の手でやる」のが基本です。 お客さん同士でアイデアを出し合ってほしい。店員さんがいれば、その人の裁量で質問に答えてくれる場合もありますが、 基本的にはんだづけカフェの方針は「放置プレイ」です(笑)。ここに来れば絶対に答えが出る!というわけではありません。 あくまでもオープンスペースですから。基本的にはお客さん同士で解決してもらうような運営方針をとっていますね。

ゆるいツールシェアリング

加えて、ツールシェアリング。 「高級な機材を買っても、自分で使うだけだともったいない」。 そういうのって毎日使わないじゃないですか。 だったらみんなで使ったほうがいいじゃん、という考え方です。 実は開店当初の『はんだづけカフェ』は、はんだごてが3本くらいと、あと簡単な工具。 それくらいしかなかったんです。 けれど、はんだづけカフェを知ってくれたメーカーさんの方から、「新型が出たので3つ置いてきます、みんなで使ってください」といった感じで置いてくださり、 さらに常連さんが「1回使ったけど自分ではもう使わないからみんなで使って」と機材を置いていき、あれよあれよという間にここまで充実した機材が揃っていきました。 『はんだづけカフェ』が完全無料だからこそ実現した、「ゆるいツールシェアリング」ですね。

さまざまな種類のはんだごて、各種機材が置いてある。見ているだけでわくわくしてしまう。

はんだづけカフェは、電子工作のための道具や場所をシェアすることができるオープン・スペースです。 LEDを光らせたこともないような初心者から、電子回路を使ったインタラクティブな作品を作るアーティスト、 自ら基板を設計してしまうようなギークまで、様々な人が集まって、そこにいる誰かとちょっとした会話をしたり、買ってきたパーツをハンダ付けしたり、そういうことができる場所です。 ――はんだづけカフェ公式サイト(http://handazukecafe.com/)より

たくさんの技術書や電子工作関連の本。献本も多い。
困ったらすぐ手に取ろう。ここなら読み放題だ。

秋葉原×オープンスペース

こういったオープンスペースは、道具や機材が有料な所も多いですけれど、うちは完全に無料でやっています。それに加えて、秋葉原から歩いて来られるという好立地にあります。建物(スイッチサイエンスやはんだづけカフェが入居している『3331』)自体がアート・スペースとしての役割をもっているので、アートイベントのついでに「ちょっと見てみよう」と階段を登って『はんだづけカフェ』に来る人も多いです。次の週にキットを買って持ってきて、いつの間にかリピーターになっていたり(笑)

常連さんには年配の人もいらっしゃいます。週末に小学生が来ると、常連さんがフォローしてくれたりしますね。「じゃあお父さんに500円もらって、あそこであれを買ってくるといいよ」といったように。材料をその場で調達して、そのまま作ることができる。まさに秋葉原ならではの光景だと思います。

一目見てわかる「はんだづけカフェ」
の文字。

ここにあるボタンを押すと・・・?
どうなるかは、あなたの”目と耳”で確かめてみてください。

中の人からのメッセージ

基本的にはスイッチサイエンス社が全て運営しています。基本的に全て無料なので、運営費用はスイッチサイエンスからの持ち出しです(笑)

私たちからのお願いとしては、

  1. 作りたいものを考えてきてね
  2. 部品や材料、消耗品(はんだ)は自分で持ってきてね
  3. ゴミは持ち帰り!
この3つを覚えていただければ、どなたでも大歓迎です。カフェといってもお茶は出ませんので、そこはお間違えなきよう。 平日は夕方から、土日祝日は午後からオープンしています。 詳しくは 公式サイト をチェックしてください。 少しでも電子工作の楽しさをみなさんに広められるよう、スタッフ一同、よりよい環境づくりに励んでいきたいです。

それと、makeboothさんと同じく、スイッチサイエンスもMakerFaireTokyo2012に出展します。どんな出展になるかは、お楽しみということで(笑)

営業時間は、平日18時〜20時30分、土日祝日13時〜18時。
ワークショップなどで貸し切りの時もあるので公式サイトのカレンダーもご確認ください。

『はんだづけカフェ』にmakeboothステッカーを置かせて頂きました!

そんな『はんだづけカフェ』に、makebooth のロゴステッカーを置かせて頂きました!
どんどんもらっていっちゃってください。お友達のぶんも持ち帰ったりして、ぜひ配ってくださいね!
(足りなくなったらスタッフが頃合いを見計らって補充しにいきますので、無くなるようなことがありましたら、公式ツイッター(@makebooth)もしくは公式キャラクターのダイヤちゃん(@daiya_makebooth)にお気軽にリプライなど飛ばしてください。)

非売品のmakeboothステッカーをプレゼント!

『はんだづけカフェ』は電子工作のオープンスペースとなっていますが、完全無料&何をやっても自由(お酒と宴会はダメですよ!)ということで、ニッパーを借りてずっとガンプラを作っている方や、一日中編み物をしてる方もいらっしゃるそう。

「なにか作ってみたい!」そんな方はぜひ一度、『はんだづけカフェ』に足を運んでみてはいかがでしょうか。

インタビュー・テキスト・写真 /@itopoid

あなたもはんだづけカフェで電子工作にチャレンジ!makeboothに投稿された電子工作の作品を見てみよう!