電子工作

らくらく書き込みアダプタ

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作品説明

AVRマイコンをお使いの方はマイコンへの書き込みにはこちらのISP(In System Programmer)を使っている方が多いのではないかと思います。
このISPはマイコンを回路基板上に載せた状態でプログラムを書きこめる優れものですが、ISPから出ている線をマイコン側に接続するために、基板上に6pinのピンヘッダを配置する必要があります。さらに、マイコン側の接続するピンが左右に分かれていたりして配線がめんどうだったりします。

私が以前作成した回路を示します。赤丸で囲んだ部分がISPの線を接続する部分ですが、マイコンの各ピンへ接続するためにジャンパー線を使っていてごちゃごちゃしてとても汚いです。
電子工作の醍醐味は基板の表面の部品の配置と裏面の配線の美しさが重要だと思うのです。


こんな配線はしたくないですよね?
そんなあなたにおすすめしたいのが、らくらく書き込みアダプタ
こちらは洗濯バサミのようになっていて、ピンヘッダにISPの線を接続してマイコンをはさむだけ
あっという間にマイコンに接続できてすぐに書き込みできます。

これを使えばあなたも美しく素敵な配線を実現することが可能でしょう。



らくらく書き込みアダプタについて説明します。説明しよう!

これは、DIP用のICテストクリップに6pinのピンヘッダを繋げているだけのものです。
個人的に、秋月などでの入手性が良い事からtiny13A、tiny2313、mega88などのAVRマイコンを使うことが多いので、これらに簡単に書き込みを行えるものを製作しました。
13A用には8ピンのもの、2313用には20ピンのもの、88用には28ピンのものをそれぞれ用意しました。

ICテストクリップは秋月で購入したものを使用しています
↓ ↓ ↓ ↓ こちら ↓ ↓ ↓ ↓

6pinのピンヘッダに線をはんだ付けし、ISPの信号線とマイコンのピンが合うようにデータシートなどを見て各線を配線します。
テストクリップにピンヘッダを直接繋げるのではなく、1列のピンソケットをはさんでいるのでテストクリップそのものはピンソケットを外せばそのまま使いまわしができます。線を接続するピン配置を変えればPIC用なども作ることができそうです。

簡単に製作できますが、28ピンのものだけは注意が必要です。秋月で取り扱われている28ピンのICテストクリップの対応IC幅が600milとなっていますが、mega88のIC幅は300milなのではさむことはできません。(買ってから気づきました)
クリップのIC幅が対応していない?だったら対応させればいいんです( `・ω・´)

ICテストクリップが閉じたときの幅が広くなっているのは繋ぎ目部分の

が要因となっているようなので、ここを削ってしまいます。(写真はすでに削った後のもので購入時は角張っています)
写真では分かりにくいですが、角の部分は6カ所あります。
ここを削ると閉じた時の幅をかなり狭くできます。しかし、そうするとクリップの柄の部分が広がることになるのでクリップをはさみこむためのバネが外れてしまいます。
そこで、取り付けてあったバネよりも長いバネを入れて解決します。
取り付けてあったバネを測ってみると、長さ17mm、外径9mm、ばね定数は2.5くらいでした。

これより少し長めでちょうどよいバネがこちらにありました。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓

こちらは10個入りですが使用するのは2個なので、同じようなバネをお近くのホームセンターなどで探した方がいいかも知れません。(これも買ってから気づきました)
届いたばねを入れると丁度良い固さで使えます。



ちなみに…
秋月のサイトで値段を確認していただくと分かると思いますが、らくらく書き込みアダプタに使用しているICテストクリップは結構なお値段がします。全部作ろうとするとお金がかかります。

Q.もっとお安く作る方法はないのか?
A.あります

マイコンを基板に取り付けるとき、マイコンをそのままはんだ付けする事はせず、ICソケットをはんだ付けし、その上にマイコンを取り付けると思います。
実はこのICソケットの足を少し広げると、マイコンにぴったりはまります。ICテストクリップと同じようにピンヘッダと配線すれば、同じように使う事ができます。40pinのものを作ってみました。
しかし、ICテストクリップのようにがっちり固定してくれるわけではなく、ちょっと触っただけで簡単に外れてしまうので書き込み中に外れたりする恐れがあるので注意が必要です。
また、付けたり外したりを繰り返しているとマイコンの足の側面を削ってしまうのでよくない感じがします。
さらに、写真を見るとお分かりかと思いますが、右下のソケットの足が取れています。このように使い続けると足が取れていき、マイコンを押さえる足が少なくなるのでさらに取れやすくなってしまいます。
ICソケットで作る場合は単価が10円くらいなのでお安く作れていいですが、いろいろと欠点があるので私はおすすめしません。

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