電子工作

連射能力測定機 ──打倒 高橋名人──

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作品画像

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作品説明

だとう タカハシめいじん(ぼうよみ


──今を遡ること四半世紀以上、極東の島国“ニッポンポン”では、ハドンソ城の魔王“ タカハシめいじん ”が自身の得意技“16れんしゃ”によりこの世に存在するすべてのゲームでハイスコアを叩きだし、世界を不幸のズンドコに陥れようとしていた。


当時の少年たちの間ではファミコンがブームとなっており、攻略には素早い連射が必要不可欠なゲームも数多く存在したた。
多くの少年はタカハシめいじんと同じ16れんしゃを習得しようと練習に励んだが、「ゲームは1日1時間」という制限の中では速度・安定性・持久力を兼ね備えためいじんに敵う者が現れることはなかった。


その時、突如として現れたアイテムが、少年たちにソリューションを提供した──そう、それが“ シュウォッチ "である。
シュウォッチの登場により、多くの少年が効率的な連射能力の開発環境を手に入れた。中には16れんしゃを実際に習得する者も現れ、タカハシめいじんの世界征服の恐怖は徐々に薄れていった──。



そして現代、


ニッポンポンにとある時代錯誤な少年が生まれた。
彼は未だにタカハシめいじんの恐怖に怯えており、今更16れんしゃを習得しようとしていた。
彼は間もなくシュウォッチの存在を知るが、いかんせんゴールドが足りない。毎日のように200ゴールドもする回復アイテム“レッドブル”を使っていたからである。


彼はシュウォッチに似た連射能力測定器を“ 自作 ”することにした。高校1年生の頃、よく晴れた春の昼下がりであった──。



なにこれ


タイトルの通り、“連射能力”を測定します。高橋名人みたいになりたくて作りました。
かのシュウォッチをご存知の方は、それと同じようなものを想像してください。


連射ボタン(写真の黄色いボタン)を押すと、ボタンを押した回数のカウントアップと同時に、残り時間のカウントダウンが始まります。
10秒間のカウントダウンが終了すると、連射回数のカウントアップを停止させ、同時に表示を点滅させます。
リセットボタン(写真の青いボタン)でリセットが出来ます。


まだまだ今よりも未熟な頃に作った作品でかなり酷い作りですが、なぜか致命的な故障もせず今でも動いてくれます。

レシピ

──使えるデバイスは、ディスクリートの他、専ら555や標準ロジックなどである。時代錯誤な人なのでマイコンのことはよく知らない。

’86 最新C-MOS IC規格表 ”とにらめっこを続け、なけなしのゴールドを使い必要な部品を集めた。


※※この部品の定数“そのまま”で実際に作るのはおすすめしません!!僕の場合は何故か運よく動作しちゃってますが、一部ICに推奨範囲をはずれた電圧を入れてたりなどいろいろ設計がおかしいので、動かない可能性が十二分にあります。定数を書き換えてもいいかなとは思いましたが、自戒のためにあえて修正しないことにします。※※


種類 型番/値 数量 備考
プラスチックケース ダイソー 1 決してダイソーの回し者ではない
抵抗 330 1
1k 2
4.7k 28
10k 21
22k 1
33k 1
47k 3
100k 3
680k 1
半固定抵抗 10kB 1
IC LMC555 1
74HC160 3
74HC192 1
4511B 4
コンデンサ 0.01u 14
1u 2
10u 2
470u 1
ダイオード 1N4148 12 スイッチング
7セグ 4
トランジスタ 2SC1815 14
スイッチ 大型タクト 2 押しやすければ何でも
圧電ブザー 1 他励式

丁寧に、大胆に、愛をこめて実装。

そして構想から完成まで1年弱。ついに回路は完成する。
彼は日夜連射をし続けた。16回/sを目指して──

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