電子工作
うおーるぼっとR3
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作品画像
作品説明
mbed用ロボットベースボード
うおーるぼっとR3
3作目の試作うおーるぼっと(ロボットベースボード)です。
車型のロボットを簡単にプロトタイピングできるように作りました。
基板はプリント基板で自作です。
磁石でホワイトボードなどの垂直面も走行可能です。
今回のは、スピードアップし、電池駆動でも安定動作するように改良しました。
また、拡張ボードも取り付けられるようにしています。
こちらのロボット、クラウドファンディングにて量産を目指しプロジェクトスタートしました。成立すればご支援によってスペシャルバージョンをお届けします。
壁走り可!汎用ロボットキット「うおーるぼっと」
レシピ
このロボットに使っている基板のレシピです。
まずは、基板用のCADで設計したプリントパターンを専用フィルム紙に印刷。
両面を合わせて、感光基板に取り付ける。
フィルム紙がピッタリ基板に付く様クランプにセット。
紫外線ライトで感光。製造から新しいプリント基板だったので片面で2分ほど。
25℃ぐらいの現像液に浸せば綺麗にパターンが現れる。
現像した基板をきれいに洗ってから40℃ぐらいに暖めたエッチング液に浸ける。
20分位浸けたら綺麗に剥がれました。
次は穴あけ、小型のボール盤でやるべきですが、手元に無いのでハンドリュータで行いました。
次は基板を切り出す。3枚の基板を1枚の感光基板に収めたのでこれもちょっと大変。
(ホーザンのPCBカッターを使いました。基板に限らずいろいろ板が切れるので重宝します。)
最後にフラックスを塗って完成です。
部品をハンダ付けして、サイズ等問題ないことを確認しました。
両面基板の場合、裏と表を繋げる様スルーホールの加工をしますが、スルーホールの加工を行う為の工具とピンは高価なので、細い線で表と裏を繋げています。
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